らはいむ

しいたけステーキ

何かこってりしたものが食べたくて、しいたけを買ってみた。もちろんこのままでは、ノンカロリーという噂の食品らしいが、油をかなり吸う。だから、天ぷらにしたり、油を多めにして炒めれば、かなりこってりした肉みたいな食感になる。ここ10年ほど、肉の塊は口にしたことがないので、忘れているかもしれないが、たぶんそう。

精進料理で、きのこ類は、その食感から肉代わりに用いられるのも、納得。いわゆる「もどき料理」について、そんなに肉食べたいなら、食えよ、欺瞞臭プンプンだなあ、と批判される場合もあるし、自分でも、少しそう感じるが、「もどき」のほうが好きという場合もある。以前も書いたが、牛乳より豆乳、マグロ丼よりアボカド丼、で、肉よりきのこやグルテン。そのほうが好き。生臭みがないから。

「もどき料理」は、肉や魚が宗教上禁じられた中での創意工夫で生まれたものかもしれないけれど、それだけではないと思う。(宗教の名のもとに隠れた苦しいコジツケ・イイワケは、たくさんある。)もともと人間ってそんなに肉食べるんだっけ。特に日本人。

他に食べるものがない時、肉の塊をもらった。どうする?もちろん喰らいます。詳細を書くと、自分でもコワイから書かないけど、それがどんな肉であれ。それで生きることができるなら。生きる欲望、食欲には、あっさり従う。でも今住んでいるのは、食べ物いっぱいの日本。だから選択する贅沢くらいしてもいい。だから、どうして肉食べないの、偏食じゃないの、おかしいんじゃないの、って無理強いされるのは、本当に参る。

最初はいろいろイイワケしていたけど、最近は、面倒になってしまった。外食からも遠ざかる。2・3人で行く個人的なものなら、いいのだが、大人数、しかも仕事絡みとなると、ちょっと憂鬱。給食を全部食べさせないと気が済まない、食べるまでは、掃除時間までも残して食べさせる、偏執的な小学校教師みたいな人に出会ったことは幸いながらないが、ちょっと気まずい雰囲気にしてしまったことはある。多分に私のせいなのだけど。もっと、さらりとさり気なく、お断りできるようになるまで、ちょっと時間がかかった。

一番ヒドイ、反応をしたのは、母だ。実家に暫く身を寄せていたとき、私が肉を食べないのを見て、「あんた、なんか妙なシューキョーやってんの?」と来た。それにはムッときて、母に味方する弟も一緒に敵に回し、「だったら、あんたらトニーとチビ(うちの犬)食べれんの?」と食ってかかった。今思えば、何て低レベルな子供っぽい言い争いだ。私自身、壁を作っているのがわかる。そんな教条主義的なベジタリアニズムは、たしかに、妙な宗教みたいなものだ。

今では、彼らは、よき理解者だ。彼らは、肉と魚を食べるが、食べない私を批判したりはせず、理解してくれている。私も、「肉は狩って食べることにした(でも面倒だし今は必要でもないのでしない)」と言ったら納得してもらえた。

母は、私の理想とする生活にずっと近づいている。(私は口先だけ)彼女は、猪と、筍や自然薯の争奪戦をしている。山に自然に日々同化していっている。彼女の頭の中には、小賢しいISMなど存在しない。彼女が山を開墾し耕すのは、前々からだが、そのうち猪やうさぎを狩って食べ出すかも。(彼女も、私と同じ面倒臭がりだから、そこまではしないかな)
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by ruthk | 2005-04-02 03:20 | たべもの・からだ

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