らはいむ

「雲の中で散歩」

雲の中で散歩
/ 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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面白くなかった。もう何これ。さんざん酷評してみるのもストレス解消になると思うからやってみよう。
 
この監督は「赤い薔薇ソースの伝説」を撮った人らしい。昔見て、何となく映像が綺麗だったという印象だけは残っていた。話を全く覚えていないということは、ストーリーに何の感銘も受けなかったからだろうか。とにかく、若干の映像美を期待し、それを欲張ってしまったのがいけなかった。下手に芸術作品ぽくされると、今の私には邪魔なだけ。






見たくて借りた2作品が重そうだったので、もう一つ気分転換にと追加したこの作品。軽くてバカっぽくて、でも恋するっていいなあってちょっと夢見られるようなラブストーリーが見たかったんだ、私は。B級だろうが、C級だろうが関係なく。それとも違う。作品のチョイスを間違ってしまった。バカっぽかったのは期待通りだったが、私の求めるバカっぽさではなかった。あーもー、そんなにバカっぽさのニュアンスにこだわるなら、最初からオースティンパワーズ・シリーズにしとけばよかったんだ。とにかくいろいろ欲張りすぎた私が悪い。

確かに綺麗な映像もあった。でも現在の邪でヒネクレタ私の眼には、すっきりとは映らない。ほーら綺麗でしょお、よーくご覧なさあい、これがヒスパニックでエスパニョ~ラでメキシカンでカラムーチョな、エスニックでエスノロジカルでエスニカルな人々の生の官能的な描写よお(若干の意味不明・重複がありますが、こちらも意味不明に言葉を並べてみただけなのでスルーしてください。尚、差別的ニュアンスは自分的に全くありません)って、これ見よがしに並べられると、萎える。押しつけは嫌いなんだ。

テーマは泣ける。家族の絆。どんなことがあっても根は枯れない。根付くことの大切さ。根から切り離され、それを渇望する男が、ついに発見する。何て素晴らしいんだ。こんなに素敵なテーマなのに、全く心に迫ってこないのは、どうして?脚本?監督?・・・ああ、私のヒネクレタ心か。

登場人物が皆キレイ。キレイキレイ。まるで某アニメのようだ。人の生き様を、生の力強さ泥臭さを、これ見よがしに映像で見せ付けようとしているわりに、誰一人として人間臭くない。皆ただのイイヒト。まるで種のキラが主役で脇役までキラみたい。何に感動してるんだか、もらい泣きしているおばさんはマーナのよう。軍服のコスプレもある。いったい何が表現したいのか理解に苦しむギャグのような戦争?描写もある。でも種にはMS戦がある。戦争描写も少しは意味がある。種の勝ち。

キアヌ・リーブスって、こんな俳優だっけ。こんな役しかできないんだっけ。よく知らないけど、がっかり。たぶん俳優陣の責任ではないと思うが。ヒロインも名前は知らないけど、なかなか素敵で綺麗なのに、魅力を感じないというか、引き出されてないというか。もったいない。戸田奈〇子氏が字幕翻訳されているということは、公開当時は話題作だったのだろうか。

悪口ばかりだが、オジーサンがチョコレートを食い尽くす場面は唯一好きだ。言っていることはテーマぽくて説教臭く不自然だが、チョコをねだるジジイが可愛い。
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by ruthk | 2005-06-20 05:55 | えいが

わたしからわたしへの私信
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