らはいむ

Happy Thomas&Marie

昨日は、日独伊と、敢えて並べてみたけれど、
ちょっとオカシイのは、自分でもわかる。

そもそも、ドイツとか日本とかイタリアとかユダヤとかパレスチナとかを主語にして
AはBに対して遺憾に思うべきだ、とか
BはCに対して、BがAにされたことと同等のことをしている、とか
言いたいわけではない。
むしろ、そのような言説を目にすると、とても不快になる。

メルティングポットに、みんな同じだね~混ぜ混ぜ~と投げ込みたいわけでもない。
「あなた」と「わたし」は違う。
それが、どうした。だから、おもしろい。

ケルン出身のトーマスは、ごく一般的なカトリックの家庭に生まれ、
彼自身もカトリックである。もともとユダヤ系・これからユダヤ系、というわけでもない。

イスラエルに半年ほど滞在することになったのは
司法試験を受けるための研修らしい。
(国際弁護士?司法試験制度、特に海外のなんて、ほとんど知らないし、用語も明るくないので、あやふや。)
ホロコーストのドサクサに奪われた、ポーランド系ユダヤ人の財産権に関する訴訟等に、
関わっているとのことだった。


オンボロで狭いアパートのキッチンで、トーマスと、顔を合わせたとき、
(私たちは、当時生まれていたわけではないのだけど)
2つの世界大戦の頃のドイツの状況や、
戦後のドイツ、そしてイスラエルとの関係について、
また、信仰のことについて、ぽつぽつと語り合った。

「山に登るアプローチの仕方やルートは、いろいろあるけど
どこかできっと合流できるよね~。」
ある意味、おめでたくてナイーヴかもしれないけれど、
私たちの会話は、いつも、そんな感じで締めくくられた。

まんまるメガネをかけ、どこかトボけた感じで、年上だが君づけしたくなる、
ハッピーなトーマス君は研修を終え、
やってきたフランス人の奥さん、マリー(仮名。彼女も朗らかでハッピーな人)と一緒に
イスラエル旅行をして、ドイツに帰っていった。


いつかどこかで、また、合流できるような気がする。
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by ruthk | 2006-04-30 01:25 | なつかしいくに

わたしからわたしへの私信
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