らはいむ

ネタにできる幸福

先週は、おかんが手術をしたため、2日ほど、病院に泊まりこんだ。
・・・と書くと、ちょっとシリアスだが、
我が家のノリとしては、やっぱり笑いゴトになってしまった。



全身麻酔、一時的にでも自然呼吸を止め人工呼吸に切り替えること、輸血の可能性・・・等々
ごく稀とはいえ、起こり得る最悪の事態も含め、
丁寧に説明していただけるインフォームド・コンセントは
大変ありがたいのだが・・・ちょっとフリーズ。ビビりモード。

手術の間、私が待機室に控えることにした。
こういう時は、ミュトスの中に深く沈静しようと
聖書とブーバーとエックハルトを持ち込んだ。

でも、やっぱりや~めた!と
病院の売店で購入した、ワンピースの最新刊を読み始める。

尾田氏のノリ、相変わらず絶好調。おもしろい。
最近、チェックできないでいたが、再びコミックスを揃えていこう。

ロビンの過去話。母と娘の絆。過去の声を受け止めて守る人びと。デレシシシ。
・・・泣ける。うるうる~。涙ぐむ。

・・・本の選択間違えた~!
墓穴掘るって、こういうことか。



  ◇    ◇    ◇

待合室での5時間半。

ピンと張り詰めていたり、和やかだったり。
一人だったり、数人だったり
大人だったり、子どもだったり
数組の人びとが出入りしていた。

近しい人が手術を終えるのを待つ人びと。

居眠りする人。
世間話する人。
漫画読んで、笑い出すのをこらえたり、涙ぐんだりする人。(<わたし)

じっと思い詰めた表情で、ここではないどこかを見つめる人。          
           


緊急事態に、看護士さんに呼ばれる、ご家族。
公衆電話で、身内・縁者に召集をかける方。
救急車のサイレンの音。

病院の日常は、私たちの非日常。

すぐ目の前で起こっていることなのだけど
普段は、なるべく考えないことにしていること。

そして、私は、目の前の「リアル」からは
なるべく目を逸らそうと試み・・・て、うまくいってるんだか、いってないんだか。

          
  ◇    ◇    ◇

若干長引いたものの、手術は滞りなく成功。むしろ大成功。
直後は、たくさんついていた諸々の管も、ほとんど外れ、一人で歩くことができる。
誰彼となく世間話をして、おばはん/おかん本領発揮。
「やま~。やま~。さくら~。たけのこ~。しいたけ~。挿し木~。はたけ~。やま~。」と
うわごとのように言っている。

3日前に5時間半の手術をしたとは思えない。
弟の盲腸手術の時より、回復が早いようだ。

ありがたし。
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by ruthk | 2006-04-08 23:44 | つぶやき

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